庄野潤三ファン掲示板
さくらんぼジャム 顛末 - さとう (男性)
2020/05/22 (Fri) 17:06:40
間違えて2冊購入した『さくらんぼジャム』。アメリカン・ハードボイルドが愛読書という若い同僚がもらってくれました。
昨日、感想を尋ねたら、こんな返事が。
「読み始めたばかりなのですが、おもしろいというか、懐かしいというような印象をもちました。庄野潤三は私の祖父母と同世代でーということは、おそらく私はフーちゃんと同世代で―、私の母方の祖父母は神奈川にいましたので、どことなく雰囲気がわかるような気になっています。
もっとも、すぐれた文学作品は、時代や場所を超えて読者に「わかるような気がする」という感覚を与えるものなのかもしれませんが。
そういうものなのですね。