庄野潤三ファン掲示板

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誕生日のアップルパイ - まきこ (?)

2025/02/13 (Thu) 16:25:34

管理人様 庄野ファミリーファンの皆様こんにちは
私は「山の上の家」の出版をきっかけに夏葉社のXのフォローをしているのですが「誕生日のアップルパイ」が在庫切れとのこと 手に入れたい人には申し訳ないですが沢山売れたという事でとても嬉しく思いました 最新号の暮しの手帖にも書評で取り上げられていてこの上は是非とも近いうちに再版して頂いて続編やレシピ本なども出版して頂きたいです 千寿子様夏子様の往復書簡集の出版が実現しないものでしょうか それこそ私にとって無上の喜びとなること間違いありません

Re: 誕生日のアップルパイ - どくたーT@管理人 (男性)

2025/02/16 (Sun) 12:37:44

まきこ様
情報の書き込み、ありがとうございます。
「誕生日のアップルパイ」が在庫切れ、というのは、それだけ、あの手紙が指示されたということで、庄野文学の世界を愛する私としてはうれしいですね。
夏子さんの手紙は、庄野先生の手によって何度も作品の中に登場しており、夏子さん的には往復書簡集にすることにためらいがあったのかもしれません。
その後時間もたっているので、これからそういう機会がまたできるといいですね。

Re: Re: 誕生日のアップルパイ まきこ (?)

2025/02/18 (Tue) 10:05:28

管理人様返信ありがとうございます!
もうすぐ桃の節句ですが私の母も讃岐出身で何か行事があると具沢山のちらし寿司を作ってくれて夫も子供たちも母のちらし寿司が大好きでした でもかきまぜとは言ってなかったし母のお寿司はとっても甘かったので千寿子さんのかきまぜとは随分味の違うものではと思います 「夕べの雲」に千寿子さんと思われる言葉で「見ているとお母さんは塩をうんと入れるの あんなに入れていいのかと思うほど」とありますし
先日の神奈川文学館では食べられなかったので是非食べてみたいです
また「誕生日のアップルパイ」の中で庄野先生が夏子さんのレモンパイを「いくつでも欲しくなるな」と言われているのですが一つずつ食べられる小さなパイなのでしょうか?巷のレモンパイレシピはホールケーキ型ばかりなのでこれにも興味津々です 私もナオさんと同じく庄野文学の中のレシピ集を切望します!
そして庄野ファミリーの家訓というか合言葉というか「一食たりともおろそかにしない」という言葉が大好きです 決して美食をする訳ではないですが私もこの言葉を肝に銘じてこれからもお料理していきたく思います

無題 - ナオ (女性)

2024/11/29 (Fri) 21:58:36

皆さまご無沙汰しております
庄野邸公開時にこちらのオフ会に参加させて頂き、味善でタンメンをご一緒しましたナオです。思いがけないコロナ禍での公開停止はとても残念でしたがあの時の温かい楽しい思い出は今でも宝物です。神奈川の展覧会も所用が重なり伺えませんでしたが「誕生日のアップルパイ」を毎日1通づつ読むのを楽しみにしております。もったいなくて読みおわりたくないので。夏子さんのユーモアあふれる楽しいお手紙はお母様ゆずりだったのですね。

久しぶりの書き込みの理由はキョウコ様のご参考になるかと思いましたので。
アサリのクリームシチュー、庄野先生の作品ではありませんが、「24の瞳」を書かれた壷井栄さんに「りんごの袋」という短篇があり、そこにハマグリのシチューをカレーライスのようにご飯に掛けて食べるのが好きという場面が出てきます。全くの見当違いでしたら申し訳ありませんがご参考までに。

食べ物の描写は本当にこころ惹かれますね。庄野先生作品はまさにオンパレード笑
私は庄野家のレシピ本が欲しくてなりません。どなたか企画してくれないかな。奥様のかきまぜ、土瓶蒸し、新幹線弁当のサンドイッチ。夏子さんのアップルパイ、ラムケーキ、スペアリブのマーマレード煮、ざんねんも外せませんね。

Re: 無題 - どくたーT@管理人 (男性)

2024/12/01 (Sun) 06:57:06

ナオさま

ありがとうございます。
アサリのクリームスチューの件、教えていただきありがとうございました。

庄野先生の作品では食事の話はとても大事で、どの作品を読んでもとても美味しそうなのですけれども、家庭料理と行きつけのお店の定番ばかりが紹介されているのがいいと思います。

味善のタンメンもそんな一つでした。
庄野家のレシピ本、いいアイデアですね。家庭料理ですから、適当なところも多くて、なかなか文章にまとめるのは大変だと思いますが、実現してほしいですね。

奥様の料理はとてもおいしくて、訪ねて来る編集者の皆さんにも大好評だったといいますから、味わってみたい気持ちはあります。

Re: 無題 - キョウコ (女性)

2024/12/29 (Sun) 10:13:42

ナオ様!ありがとうございます!書き込みいただいていたこと、気づくのが遅くてごめんなさい。

壷井栄、確かに子供の頃何冊か読んでいました。探してみます。

本に出てくる食べ物、こころ惹かれるのわかります。幼少期の「大どろぼうホッツェンプロッツ」のどろぼう料理や「赤毛のアン」「大草原の小さな家」「ぐりとぐら」のカステラ、「ナルニア」のターキッシュデライト!どんな味なんだろうと想像しては涎をたらしてました。

最近はターシャ・テューダーのレシピ本を見て色々作っています。これがターシャが作って家族で食べていたものなんだと思うと心躍ります。

そして、庄野作品の中の家庭料理!私もレシピ本欲しいです。
「かきまぜ」のレシピがネットでたくさん出てきたので今度作ってみたいです。

クラウンオフィスロウ - さとう (?)

2024/12/13 (Fri) 12:38:51

突然失礼します。細々と庄野フアンを続けている者です。「陽気なクラウン・オフィス・ロウ」を再読しています。以前読んだときは、あまり面白く感じられませんでした。ところがあるきっかけで、福原麟太郎『チャールズ・ラム伝』を読み、ラムと周囲の人々をたいそう親しく感じるようになりました。そして「クラウン・オフィス・ロウ」を再読しますと、前回とことなる趣があり、日々、楽しんでいます。こういう読書の喜び方もあったかと・・・

Re: クラウンオフィスロウ - どくたーT@管理人 (男性)

2024/12/14 (Sat) 10:50:02

さとう様
ご投稿ありがとうございます。
庄野文学の1980年代はこれまで書いてきたものが一通り終わって、次にどう進むかを作家自体が模索していた時期だと思っています。そういう中で、過去自分が敬愛してきた作家の足跡をたどろうとして、ロンドンを歩いて感じ取っていく。
この形は庄野文学の大きな柱であった「聞き書き」作品であり、福原さんの著作やラムの著作に問いを立てながら書いているのですよね。
佐藤さまが、福原麟太郎の「チャールズ・ラム伝」をお読みになれば、庄野さんの当時の思いがよくわかり、さらに楽しめるのでしょうね。

おともだーち - まきこ (?)

2024/10/24 (Thu) 18:18:06

アサリのクリームシチューの件 未だ解決に至らず残念ですね
私も実は他にも知りたい事があります
庄野一家が山の上の家でよく夜のお茶の時間に聴いていたというオペラのレコードの曲で日本語の歌詞ではないけれど日本語で「おともだーち よんでいーる」と聞こえる曲があるという話が出て来ますがその曲名がわかれば知りたいです
劇場支配人とか手紙のデュエットとかの曲名も著書の中に出て来ていますのでモーツァルトの作品かもしれません
「おともだーち」のフレーズは晩年の作品にも良く出てきますのでこれはご存じの方がおられるのではないかと期待しております
宜しくお願い致します

Re: おともだーち - どくたーT@管理人 (男性)  URL

2024/11/16 (Sat) 22:58:22

まきこさま
こんにちは
この話は、私もよく覚えていますけど、かつて庄野家を一般公開したときに、これらのレコードも置いてあったのを覚えています。その中には、「サヴォイオペラ」を書くきっかけとなった「ミカド」や「戦艦ビナフォア」のレコードもあったように思いますが、オペラアリア集があったかどうかまでは確認していませんでした。

「おともだーち、よんでいーる」はちょっと想像が付きません。この手の言われてみればそう聴こえる、は言われないと気付かないものです。庄野家の皆さんに伺えばわかるかもしれませんね。

Re: Re: おともだーち - まきこ (女性)

2024/11/18 (Mon) 23:56:30

管理人さん返信ありがとうございます!
管理人さんがご存知なければなかなかわかる方は少ないかもですね
「明夫と良二」以降のお話だと思うのでゆっくり読み返して何かヒントを見つけて謎解きをしたいと思います もし確信の持てる答えが出たらこのサイトにご報告致しますね

アサリのクリームシチュー - キョウコ (女性)

2024/09/29 (Sun) 23:34:36

はじめまして。
遠い昔、学生時代に近代文学の教科書にあった「プールサイド小景」を読んでから大好きな作家さんです。

それとは別に、子供の頃読んだ「ザボンの花」が懐かしく読みたくなって調べたところこれも庄野潤三先生の作と知り、子供の頃に既に先生の作品に触れていたのだと驚いています。

さて、皆さんにお伺いしたいのですが、「ザボンの花」を読んだ当初、アサリ入りのクリームシチューをご飯にかけて食べるシーンが強烈に頭に残っているのですが、今図書館で借りて読み始めたところ、どうもそのようなシーンは無いようで…。どれか他の作品だったのでしょうか。ご存知の方がおられたらお教え下さい。よろしくお願い致します。

Re: アサリのクリームシチュー - どくたーT@管理人 (男性)  URL

2024/10/09 (Wed) 01:18:33

キョウコさま
管理人です。ご投稿、ありがとうございます。ご質問の件、調べますので少々お時間下さい。

Re: アサリのクリームシチュー - どくたーT@管理人 (男性)  URL

2024/10/13 (Sun) 19:33:20

アサリのクリームシチューの件ですが、よく分かりませんでした。庄野家では、「ざんねん」と称して水炊きをやった後、ご飯を残ったスープに入れて食べるというのをよくやっていて、それはいろいろ書かれていますし、その他、料理のお話もよく出てきますけど、クリームシチューは見つけられませんでした。再読したときに気を付けてみておきます。お役に立てず申し訳ありません。

Re: アサリのクリームシチュー - キョウコ (女性)

2024/10/15 (Tue) 19:05:52

わざわざお調べいただきありがとうございました。

児童文学で、兄弟のお兄ちゃんの好物として書かれていたんですよ。他の作家さんの作品と混同しているのかもしれません。

お忙しいところ、ありがとうございました。

庄野潤三展に行って参りました! - まきこ (?)

2024/08/05 (Mon) 15:07:38

庄野潤三ファンの皆様初めまして 私は昭和38年生まれ大阪在住の一読者(女子)です 中学生の時にザボンの花に出会って以来の読者ですが専ら著書を読むだけの繋がりでした
お子様の性別や年齢差が自分達兄弟と似ていた事 また私の長女がフーちゃんと同世代だった事からずっとご家族にも親しみを覚えていました 次女が川崎在住となり日本大通り駅最寄りの用件ができた際 日経新聞でこの催しを知り思い切って出かけて参りました
閉館30分前に滑り込みましたが本当に行って良かったです!大きな甕や松のたんこぶ 山田さんのニットなど実際に見られて感無量でした 読んでいても思うのですが夏子さんをはじめ皆さん本当に働き者で驚かされます 私ももうすぐ3人目の孫を持つ身ですが庄野ファミリーの様に孫達を慈しみながら穏やかな晩年を過ごせたらと思っています
さて私は帝塚山学院にはご縁はないのですが次女と夫が住吉高校出身で長男は桃山学院高校出身(校歌作詞が阪田寛夫氏)庄野夫妻恒例の大阪旅行の下りもとても親しみがわきます いつの日か大阪で庄野ファミリー(貞一•英二•至様含む)の懐古展の様な催しがあればいいなあと願っています
また今回伺って初めて和也様が逝去されていた事を知りとても悲しかったのですが10年以上の時が過ぎていて庄野ファミリーの皆様はきっともう前を向いて人生を歩まれている事でしょう 私も残された人生を楽しく懐かしく過ごして行きたいと思います
残念ながら周りに庄野潤三愛を語れる人がいないのでこうやってメッセージを書けるのは無上の喜びでございました笑

Re: 庄野潤三展に行って参りました! - どくたーT@管理人 (男性)  URL

2024/09/03 (Tue) 21:03:00

管理人です。
書き込み、ありがとうございます。というより、返信が遅れ済みませんでした。それにしても展覧会に行かれて楽しまれたこと、「無上の喜び」ですよね。よく分かります。
庄野家というのは、先生が作家ですし、奥様も凄い頑張り屋さんだったそうで、本当は普通の家ではないのでしょうが、何か、普通に親しみを感じられる家庭で本当にほっとしますよね。
そして、それらがリアルだったというのが素晴らしいです。
ちなみに大阪では帝塚山学園大学で展覧会をやったことがあったと思います。また、同大学のサイトには、庄野先生と阪田寛夫さんの交流もかかれています。
https://www.tezukayama.ac.jp/tezuka-story/index.php?pk=1448436468

Re: Re: 庄野潤三展に行って参りました! - まきこ (?)

2024/09/04 (Wed) 11:53:11

管理人様 返信ありがとうございます!
帝塚山学園大学で展覧会があったのは見逃していました 残念です でもご提示されたサイトで新たに帝塚山について色々知る事ができて良かったです
あれからまた庄野作品を読み返して新たな発見を楽しんでいます 「野鴨」の中で和子が結婚前にお詣りしたのは住吉さんかなチンチン電車で行ったのかなとか「ザボンの花」でいとこのはるみちゃんの手紙に出てくる浜寺の海水浴場は今はもうなくなってて松林の浜寺公園になってるな等々思いが様々広がります
因みに長女は住吉大社で挙式 次女と夫はチンチン(阪堺)電車で住吉高校に通い長男は小2から浜寺水練学校でみっちり水泳を仕込まれました それぞれの場面が懐かしく思い出されます
一つ知りたい事があるのですが千寿子さんと夏子さんがたびたび二重唱をされる「逝きしユーラリ」と言う曲 この曲の出典をどなたかご存じの方はおられませんか?庄野家で取り上げられる曲はほぼわかるのですがこの曲だけ皆目わかりません ロシア民謡みたいなタイトルですが…
「夕べの雲」の「山茶花」の章での文部省唱歌「もみじ」に関する記述は絶品で思い出すとつい微笑が浮かびます

Re: 庄野潤三展に行って参りました! - どくたーT@管理人 (男性)  URL

2024/09/05 (Thu) 23:05:15

管理人です。
「逝きしユーラリ」ですが、フォスターの歌曲のようです。1851年の作品で原題は「Eulalie」
AIですが、youtubeにもあります。
https://www.youtube.com/watch?v=4YVO9YbcuzE

Re: Re: 庄野潤三展に行って参りました! - まきこ (?)

2024/09/06 (Fri) 10:51:46

管理人様返信ありがとうございます!
フォスターの曲だったのですね
お墓の前で歌っている体の様ですが明るく爽やかで悲しみは感じられませんでした「千の風になって」にも通じるものが感じられますがもっと情緒的にカラッとしていて若い女声にピッタリな気がします あまり長過ぎず大袈裟すぎず庄野家の数々のイベントで用いられたのもさもありなんという気がしました 大正生まれの千寿子さんがこの曲を好んだというのもハイカラなお育ちの良さを感じます ユーラリーさんは幸せな人生を送った方なんだろうなと思える歌でした
ご教示ありがとうございました

夏子さまのお話 - あき子 (女性)

2024/07/14 (Sun) 16:17:10

横浜に行ってまいりました。
近代文学館は想像したよりも情緒のある素敵な会館でした。
お昼にはあこがれのかき混ぜを頂きました。
わっぱに入って品よく盛られていました。
お塩の効いたお味は夏子さまの監修かしら。

本題のお話ですが何とも言えない和やかな空気が流れて島田さんの年代を追ったとても分かりやすい進行とともに
ご家族、特に夏子さまとお父くん、お母くんとのかかわりがよくわかり庄野ワールドのファンとしては素晴らしく時には胸が熱くなる思いでした。
終わる時間が惜しい、いつまでもここにいたいと思わせられるお話でした。
それとサプライズの龍也さんのお歌の楽しかったこと。
家族のお集まりの余興の一端を垣間見た気がします。
有難うございまそした。
嬉しかったのはぜひ欲しかった夏葉社から出版された書簡集「誕生日のアップルパイ」が手の入ったことです。(素敵な企画を立ててくださり感謝です)
こういう母と娘が現実に存在するのか、といろいろな意味で胸を突かれます。

帰りの新幹線で読み始めたら2時間半があっという間に過ぎ駅に着くのが早すぎる・・感じでした。

夢のような時間を過ごさせていただきました。
夏子さま、龍也さま、島田さま有難うございました。
これからまた日常生活に戻りますがこの暖かい感情はいつまでも持ち続けたいと願っております。

長々と失礼いたしました。
東京、新潟、仙台のお友達に会えて嬉したったです。
またいつか先生ゆかりの地を訪ねたいです。
元気でいなければ!

Re: 夏子さまのお話 - どくたーT@管理人 (男性)  URL

2024/07/15 (Mon) 09:31:17

あきこ様

会場でお会いすることができ嬉しかったです。4年ぶりにお話しできてよかったです。

夏子さんのお話本当に素敵でした。今回の最大の収穫は、庄野文学の中ではとてもお料理の上手な奥様、というイメージで皆の心に残る千寿子夫人が、娘の眼から見ると「努力の人」だった、というのが一番の驚きだったかもしれません。

庄野さんは書くことと書かないことを峻別されていて、晩年はそれが少し緩くはなってきましたが、基本、それを最晩年まで守ってきた作家です。そのため、事実に基づいて書いていても小説の中にある世界と実際の世界は見えるところが違うのだろうなとは思いました。

1時間半の講演は話によっては結構長いと思うのですが、あっという間でもっといろいろなエピソードを聴きたいと思わせてくれましたね。

夏子さんや龍也さん厚子さん恵子さん河田ヒロさんとご挨拶できたのも良かったです。

講演会終了後、私は展示をしっかり見て、気が付いたら閉館5分前のアナウンスがなっていました。私も図録と「誕生日のアップルパイ」を購入して、帰路につきました。

本当に夢のような時間でした。
企画を立ててくださった神奈川近代文学館、司会の島田潤一郎さん、夏子さん、龍也さん、そして、声をかけてくださったあきこさん、ボウセ童子さん、他の皆様、ありがとうございました。

Re: 夏子さまのお話 - ポウセ童子 (女性)

2024/07/15 (Mon) 10:35:59

管理人さま
庄野文学ファンの皆様

13日はほんとうに至福の一日でした。
神戸から、仙台から、新潟から馳せ参じたファン仲間と、まず神奈川近代文学館の鮨喫茶「すすす」で憧れの「かきまぜ」を賞味いたしました。品のよいお味でした。

展示を観るのは二回目でしたが、何回拝見しても懐かしく思えます。

入口で放映していた日本芸術院作成のビデオもまたじっくりと鑑賞しました。
阪田氏のインタビューの後に、庄野先生がお庭を歩くシーンがあり、井伏鱒二氏から贈られたウバメガシ、大阪の生家から移植した浜木綿、英二おじちゃんの薔薇などが紹介されました。

そして待ちに待った夏子さまの講演会、大阪時代→石神井公園時代→生田時代と時系列で思い出を語られ、途中で龍也さんの「うちの父ちゃん」のお歌も入り、聴衆も一つになって盛り上がりました!
会場で管理人様にご挨拶できたのも嬉しかったです。

終了後には、港を眺めながら涼しい風に吹かれて、コロナを経て四年半ぶりに再会できた懐かしい皆さまと楽しくおしゃべりしました。

会場で入手できた庄野千寿子著「誕生日のアップルパイ」、綺麗なピンク色の表紙と栞紐、表紙には小沼丹氏のお馬の絵・・・嬉しくてまず一気に読んでしまいました。
二回目の今は少しづつ味わって読み進めております。年毎にお手紙が収録されていますので、その年の庄野作品と照らし合わせて読んでいきますと(平成8年なら「ピアノの音」、12年なら「山田さんの鈴虫」というように)まるで合わせ鏡のようにいろいろな出来事がいっそう深みを帯びて浮かび上がってきます。
大切な宝物がまた一冊増えました。

この展示会と講演会に携わって下さった皆さまに心からお礼申し上げます。

企画展「没後15年 庄野潤三展――生きていることは、やっぱり懐しいことだな!」のこと - どくたーT@管理人 (男性)  URL

2024/05/16 (Thu) 22:41:26

庄野潤三ファンの皆様ならご存知とは思いますが、神奈川県立文学館で企画展「没後15年 庄野潤三展――生きていることは、やっぱり懐しいことだな!」が行われます。詳細はリンクhttps://www.kanabun.or.jp/exhibition/19977/
をご覧ください。
【会期】
2024年6月8日(土)~8月4日(日)
休館日:月曜日(7月15日は開館)
【開館時間】
午前9時30分~午後5時(入館は4時30分まで)
【会場】
神奈川近代文学館第2展示室
【観覧料】
一般500円(350円)、65歳以上/20歳未満及び学生250円(200円)、高校生100円(100円)、中学生以下は無料
併せてトークイベントが予定されており、今村夏子さんが7月13日に登場されます。
2024年6月29日(土) 「物語の幸福」 出演:江國香織(作家)、刈谷政則(編集者)
2024年7月13日(土) 「おとうくん、おかあくんの思い出」 出演:今村夏子(庄野潤三長女)、島田潤一郎(編集者、夏葉社代表)
7月13日のイベントには早速申し込みました。
また、

Re: 企画展「没後15年 庄野潤三展――生きていることは、やっぱり懐しいことだな!」のこと - どくたーT@管理人 (男性)  URL

2024/05/16 (Thu) 22:44:18

「また、」削除忘れです

Re: 企画展「没後15年 庄野潤三展――生きていることは、やっぱり懐しいことだな!」のこと - あき子 (女性)

2024/05/19 (Sun) 20:43:04

管理人様お久しぶりです。
嬉しいお知らせですね。

横浜はあまり知らないのですが
ぜひ夏子様の講演を拝聴したいと思っています。

懐かしい皆様にお会いできることを
心から願っております。
その時のために精進いたします。

Re: 企画展「没後15年 庄野潤三展――生きていることは、やっぱり懐しいことだな!」のこと - ポウセ童子 (女性)

2024/05/19 (Sun) 21:17:24

管理人さま
庄野文学ファンの皆様

講演会は二つとも申し込みました。
とても楽しみです。
会場で皆様に久しぶりにお会い出来たら嬉しいです。

Re: 企画展「没後15年 庄野潤三展――生きていることは、やっぱり懐しいことだな!」のこと - ポウセ童子 (女性)

2024/07/06 (Sat) 10:50:32

先週の土曜日に「庄野潤三展」へ行き、江國香織さんの講演会を拝聴してまいりました。
江國さんは庄野作品を読み込んでおられて、次々に作中のエピソードや会話について話され、楽しくおもしろく聴けました。

展示物は、古備前の壺や書斎のお机など、山の上の家の公開日でおなじみのものもありましたが、庄野先生のアコーディオンやら、池田清明画伯の絵、千壽子夫人から夏子さんへのお葉書(圧巻!)などなど、初めて拝見する貴重なものもたくさんあり、たいそう見ごたえがありました。

また芸術院作成のビデオ(庄野先生に阪田寛夫氏がインタビューなさっているもの)がロビーで放映されていて、貴重なものを視聴できて嬉しかったです。

今は図録を熟読しております。

庄野潤三電子全集について - アムンセン (男性)

2024/04/28 (Sun) 05:40:31

はじめまして。
私はまだ20代なので庄野潤三作品は同時代的に読んだことはないものの、小さい頃に川崎の生田の近くで暮らした縁から、本屋などで作品を見かける度に購入し楽しく読んでまいりました。
このサイトのことも以前から知ってはいたのですが、今回が初投稿となります。

さて、表題の件ですが、遅ればせながら昨年より小学館が庄野潤三電子全集を発刊していることを知りました。
出版不況ということもあり、この時代に紙の全集を出すというのは難しいことなのでしょうが、電子書籍のみの販売というのは少し悲しい感覚もあります。
しかし、単行本未収録の作品やエッセイも収録するとのことで期待はあります。また、各巻に生原稿が付録されるということでもあります。
つい先ほどこの全集のことをWikipediaから知り、(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002313.000013640.html)のサイトのプレスリリースや小学館の小説丸のサイト(https://shosetsu-maru.com/junzo.shono)で確認した情報にしか触れておりません。
つきましては、より詳しい情報をご存知の方や既に何冊か購入した方がいらっしゃいましたらその感想なども教えていただけるとさいわいです。
よろしくお願いします。

Re: 庄野潤三電子全集について - どくたーT@管理人 (男性)

2024/05/11 (Sat) 09:14:11

アムンセン様
ご投稿有難うございました。
実は管理人、全然知りませんでした。あまり宣伝もされていなかったのではないかと思います。私自身はほぼ全作品を読んでいますし、ほぼ紙の本で持っていますので、購入するとすれば未読のものが入っているものになると思いますが、ちょっと確認してみます。

にっこり、洋食 - かっぱ (女性)

2024/03/01 (Fri) 22:35:16

ご存知の方も多いかと思いますが、河出書房から出ている『にっこり、洋食』というエッセイ集(江國香織さんや村上春樹さんも出ています)に庄野先生の随筆がありました。
どこのホテルかな?行ってみたくなりました(これ以上はネタバレになるので控えます)

Re: にっこり、洋食 - ポウセ童子 (女性)

2024/03/12 (Tue) 11:48:19

かっぱ様

『にっこり、洋食』を教えて下さり、ありがとうございました。
さっそく図書館から借りて来て、読みました。

取り上げられたホテルは行ったことがあります(これ以上はネタバレになるので・・・)

庄野先生と言えば、宝塚観劇後のくろがねでのお食事、大阪グランドホテルの竹葉亭のうなぎ会席、ニュートーキョーのさがみ御膳、ヒルトンホテルの武蔵野の会席・・・と、和食が思い浮かびますが、洋食もお好きなのですね。

Re: にっこり、洋食 - どくたーT@管理人 (男性)

2024/03/17 (Sun) 19:35:05

かっぱさま
お書込みありがとうございます。
そんな御本があるのですね。
残念ながら、知りませんでした。
庄野先生はいわゆる美食家ではなかったと思いますが、奥様の千鶴子さまがお料理が上手で、美味しいものはお好きだったと思います。晩年は和食の方がお好きだったようですが、若い頃はどうだったのでしょうね。私も探して読んでみます。


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